大木奈ハル子47歳。「大草原の小さな家」ならぬ、「大都会の小さなマンション」で、61歳の夫と、自転車置き場に捨てられていた老猫の2人と1匹で暮らしています。
「港区に住んでいます」と言うと、話し相手の顔が「おっ?」と変化する。「狭くて古い家なんですけどネ。ワンルームが12畳、部屋全体で30平米ぐらい。築年数は50年以上!」と私が続けると、話し相手の顔が「あぁ……」と、”どう返していいかわからない”感じの表情に変化する。
そんな経験をするたび、「港区=金持ちタウン」というイメージを再認識させられます(実際、裕福な人は多いですし、私たち夫婦は「やや貧乏」ではありますが)。
ただ、この古くて狭い空間は、意外にも、住み心地上々です。ときどき日本聴導犬協会からの預かり犬もやってきて、ささやかに、にぎやかな日々を過ごしています。
今回は「狭い空間でも機嫌よく過ごせるインテリア」について
前回の記事では、都心暮らしならではのメリットや魅力についてお伝えしました。
今回は、私たちミドルシニアの夫婦がたどり着いた、狭い空間でもごきげんで暮らせるインテリアをご紹介します。
【画像】狭い部屋でも「こんなに素敵」に!中年夫婦の部屋を見る(6枚)
昨今の小さな家で暮らしている人たちの多くは、シンプルなスッキリとしたインテリアが多く、モノトーンやナチュラルカラーなど、色数も控えめなお部屋が人気のよう。
ですが、我が家は対照的に、クセつよなアイテムであふれています。
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