「服を捨てたらオシャレになった」アラ還男の変身 たくさん服を持っていてもおしゃれとは限らない

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夫は61歳、花柄シャツ、黒のVネックTシャツ、デニム、スニーカーで私服を制服化しています(筆者撮影)/外部サイトでは写真をすべて見られない場合があります。本サイト(東洋経済オンライン)内で御覧ください
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ロスジェネ世代で職歴ほぼなし。29歳で交通事故にあい、晩婚した夫はスキルス性胃がん(ステージ4)で闘病中。でも、私の人生はこんなにも楽しい。なぜなら、小さく暮らすコツを知っているから。
先が見えない時代でも、毎日を機嫌よく、好きなものにだけ囲まれたコンパクトライフを送る筆者の徒然日記。大好評の連載第7回です。

東京都港区在住です。

と言うとかっこいいので、ついついドヤってしまいがちですが、実は立地は良いけれど古くてボロい、築50年以上の分譲マンションを安く買い、夫婦2人で暮らしています。

マンションの広さは30㎡弱、収納スペースもナシの、約12畳しかない小さな箱のような部屋ながら、居心地は上々です。その理由は、荷物が少ないから。特に洋服の量が少ない。訪ねてきた友人たちは一様に驚きます。

特に夫は私服の制服化に成功して、クローゼットをスッキリさせたうえに、洋服の管理の面倒くささと、日々のコーディネートのわずらわしさの断捨離にも成功しました。今回は我が家の小さなクローゼットと、61歳の夫の日々のコーディネートをご紹介します。

たくさん服を持っていてもおしゃれとは限らない

おしゃれをするためには、洋服をたくさん持っていないといけない。それ、間違いかもしれません。夫は洋服のほとんどを断捨離して毎日決まった服を着ることで、いつでも似合うファッションで過ごすようになり、おしゃれと言われることが多くなりました。

我が家のクローゼットスペース。夫婦で洋服はこれだけ。なお、オフシーズンの服はキャリーバッグに収納しています(筆者撮影)
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