「服を捨てたらオシャレになった」アラ還男の変身 たくさん服を持っていてもおしゃれとは限らない

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夫のそういうおおらかさを好きになったので、まあ仕方ないなと諦めていたところ、その後いろいろあって、90㎡のマンションから、50㎡のマンションに引っ越すことになり、洋服が入りきらなかったために、かなりの量の洋服を断捨離。旦那は奇妙な服装をしなくなりました。

その後30㎡のマンションに引っ越す際にさらに洋服を断捨離。休日出勤したら会社の同僚に「いつも、私服がおしゃれですね」と、言われるようになりました。

靴下は赤で固定。差し色でおしゃれに見えます(筆者撮影)

夫は自分が気に入っていて、ほかの人からの評判も良い服「小花柄のシャツ」「シャツのインナーは黒のVネックのカットソー」「デニム」「スニーカー」という私服の組み合わせを残して、残りの服を手放すことで、私服を制服化。コーディネートを固定することで、おしゃれなおじさんに変身したのです。

夫は別に流行のファッションもチェックしていないし、新しい服を積極的に買うこともありません。ただただ持ってた洋服を断捨離して、お気に入りの服を残しただけです。そうしたら、コーディネートに悩むことなく、クローゼットの服をちゃちゃっと着るだけでおしゃれだと褒められるようになりました。

シンプルなファッションで「私服を制服化」すると多分失敗する

「私服の制服化」というと、アップルのスティーブ・ジョブズが有名です。黒のタートルネックセーターと、デニムとスニーカー。「私服の制服化」はなぜかシンプルな服装というイメージがつきものなのですが、個人的には、シンプルなセーターやら無地のTシャツやらを買い揃えるのは危険だなと思います。

もともと派手な色が好きな人なので、スニーカーで取り入れるようにしたようです(筆者撮影)

シンプルな服装って体型がものを言うんですよね。中の人の顔や体型などがもろにフィーチャーされるので、自分の美貌とスタイルに自信がある人以外は危険です。ジョブズの方法を真似するのはいいけど、ファッションを真似すると挫折します。

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