完璧主義の人が陥る「超危険なサイン」重大な5つ 自分がやらなくていい仕事のはずなのに…

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完璧主義の人は自覚がないケースも多く……(写真:buritora/PIXTA)
完璧主義の人は、仕事を増やしすぎて心身ともに疲れがち。しかし、厄介なことに自覚がないケースも多いのです。気づくための、チェックリストとは……?
精神科医Tomyさんの著書『穏やかに生きる術 うつ病を経験した精神科医が教える、人生の悩みを消す練習帳』より抜粋・再構成してお届けします。

完璧主義は仕事量を増やしてしまう

完璧主義というものがあります。何でも完璧に物事をこなそうとする。これは本人の性格や性質といった類のものです。やっかいなことに、完璧主義の人はたいてい自覚がありません。それどころか自分のことを「全然完璧じゃない」と思っています。完璧主義のやっかいなところは、仕事量を不必要に増やしてしまうことです。

同じことをやるにしても、「なんとなくやる」のと「完璧にやる」のでは仕事量が何倍も違ってきます。

完璧主義の人は、それをありとあらゆることに当てはめてしまうので、常に動き回ってしまいます。行うだけでなく、物事が完璧に進行しているか確認するので、気が休まることはありません。こうした状況はもちろん喜ばしくありません。

本稿では完璧主義の手放し方について考えていくことにしましょう。

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