「負の感情」にはマイルドなうちに対処せよ

まずは「自分の気持ち」をきちんと理解しよう

(写真:bee / PIXTA)

社会生活において、自分の気持ちをストレートに伝えることは難しく、多くの人が感情を抑え込んで生きています。本当は「これはイヤだ」「こうしたい」という思いがあるのに、その自分の気持ちをつねに覆い隠してしまっている人が、なんと多いことでしょう。

周囲に合わせてばかりいては、本来の自分の気持ちがわからなくなってしまう危険性があります。特に「協調性のある人」ほど、注意が必要。社会生活において適切な協調性を持つことは大切ですが、自分の気持ちよりも相手を優先させる傾向が過度になると、強いストレスを感じ、生きづらいという苦しさにつながりかねません。

ストレスを「まったく感じない」ことも問題

意外かもしれませんが、「自分はストレスなんてまったく感じない!」という人も、要注意です。生きていれば、楽しいこと、嬉しいことがありますが、悲しいこと、辛いこともまた多いものです。それらをまったく感じずに、「ストレスがない!」と言うことは、とても不自然であり、自分の気持ちに鈍感になっているサインとも言えます。

また、怒ったり、悲しんだりすることをよくないことだと捉える人もいます。しかし、理不尽なことをされたら腹が立つのは当然ですし、とても悲しいことがあれば泣くこともあるでしょう。そんな喜怒哀楽を無視し続けることは、自分の感情を鈍らせることにつながるのです。

感情の抑え込みが常態化すると、怒りや悲しみだけでなく、楽しい、嬉しいという感情まで感じにくくなってしまいます。「本当は嬉しいはずなのにあまり喜べない」「みんなが楽しんでいるのに、自分だけ疎外感を感じてしまう」などが典型的な例です。

それでは、自分の気持ちを自分で理解するにはどうすればいいでしょうか。その方法は、日頃の生活の中で、「自分の気持ちの変化」をちょっと意識するというものです。

次ページ具体的にはどうする?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 最新の週刊東洋経済
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
中高一貫校<br>子どもが幸せになる学校選び

中高一貫校人気が戻ってきたが、学校の選び方は変わりつつある。偏差値だけでない子ども本位の物差しだ。自主性重視か規律重視かなど4要素による「校風マトリックス」やランキングなど、独自の分析で子どもに合った学校が見えてくる。