コミュ力より「安パイな存在」実は仕事で有利な訳 人は「どんな人を周りに紹介するか」考えてみる

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社会人生活やこれまで出会った優秀なビジネスパーソンの分析から、「紹介され力」と「紹介され者責任」について紹介します(写真:kou/PIXTA)
「なんかスキルを身に付けなくちゃなぁ」「もっと給料上げたいけど、どんなスキルがあればいいのかなぁ」……。
テレビ番組「逃走中」「ヌメロン」などを企画したコンテンツプロデューサー、高瀬敦也さんの新刊『スキル』から一部抜粋。自身の社会人生活やこれまで出会った優秀なビジネスパーソンの分析から、今まで言語化されてこなかったスキルについて解説します。

私はたくさんの人に紹介されます。これは本当にありがたいことです。ビジネスは人がすることですから、人との出会いですべてが変わります。

では、私がなぜたくさんの人を紹介してもらえるのか。それは私が優秀だからとか有名だからとかではありません。単純に「紹介しても大丈夫だから」です。

「紹介しても大丈夫な人」になる

私が尊敬する大手IT企業社長からはよく誘っていただきます。だいたい3~4人の会です。参加者は毎回、なかなか接点を作れないような大物ばかりです。

ある日「なんでいつも誘ってくれるんですか」と聞いたところ「ほめ言葉として聞いて欲しいんですが、高瀬さんは本当に安パイなんですよ」「ちょっと気を遣う相手のときに、失礼じゃなくて、そこそこ情報持ってる人ってなかなかいないんですよね」と言われました。

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