専門医が指南、肝臓を傷めにくい飲酒法「9のコツ」 飲酒上限量が低い人はストロング系を避けよう

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自宅でも飲み会でもできる!9つの減酒のコツ

これまで肝臓のためには断酒が推奨されてきました。しかし、お酒好きな人がある日突然お酒をキッパリやめようとしても、なかなかうまくいきませんし、ストレスが増えて、むしろ酒量を増やすことにもつながります。社会生活にはお酒を通した付き合いもあるので、ただただ断酒を指導するだけでは乱暴すぎると、医学界も考えるようになりました。そこで、持続可能なお酒の楽しみ方として、現在、勧めているのが“減酒”なのです。

遺伝子タイプの上限を超えるような飲み方をしている方は、お酒を完全に断つことを目指すのではなく、今日からお酒を減らす“減酒生活”をスタートして頂きたいと思います。そのための減酒ポイントを9つ、紹介しましょう。

【自宅飲み編】

(1)ストロング系缶チューハイは避ける

コスパよく酔えると人気ですが、7%〜9%とアルコール度数が高いにもかかわらず、口当たりがよくてガブガブ飲めてアルコール量が極端に増えやすい。この手のお酒は避けることをおすすめします。

(2)大容量のパック入り日本酒や焼酎の買い置きはしない

ストックがあると飲みたくなるもの。結果として飲んだ量がわからなくなるので、大容量のお酒を自分で注いで飲むのは避けましょう。ビールなども1ダースなどで大量に買い込まず、飲みたいときに必要分を買いに行くスタイルを取るのが理想です。

(3)おつまみと一緒に

お酒だけ飲み続けるのは血中アルコール度数が急激に上がって、肝臓への負担が増します。胃腸の粘膜を荒らすことにもなるので、おつまみは必ずつけてください。枝豆、豆腐は低カロリーで良質なタンパク源なので、おつまみとしておすすめです。

(4)2杯目以降はノンアル・微アル飲料に切り替える

ビールのみならず、ワインやサワーでも増えているノンアルコール飲料。2杯目からはノンアルや微アルコールにすることで、満足感は高く維持したままアルコール量を減らせます。

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