糖質ゼロのハイボールでも太る
アルコール由来の脂肪肝が増加傾向にある中で、肝臓を守りながらお酒を一生楽しむために知っておきたい、太りにくい飲み方について紹介しましょう。
糖質制限ダイエットが広く知られるようになり、「糖質ゼロのお酒なら飲んでも太らない」と誤解している人がいます。焼酎やウイスキーを炭酸で割ったハイボールは、たしかに糖質はゼロ。しかし、ビールをやめて糖質ゼロのハイボールにしたから太らない、とはいえません。アルコール自体に糖質同様、カロリーがあるからです。
焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は、日本酒やビールなどの醸造酒と比べて、“アルコール度数がはるかに高い”という落とし穴があります。たとえ炭酸水で割ったとしても、ビールよりも摂取する純アルコール量は多くなりやすいのです。
しかも、糖質量1gに対して発生するエネルギー量が約4㎉なのに対し、純アルコール量1gに対して発生するエネルギー量は約7.1㎉。2倍とはいかないまでも、同じ1gで発生するエネルギー量は、アルコールのほうが多くなっています。


















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