幸せとは、決してどこかの場所に住んでいるから訪れるというものではありませんし、自分を支えてくれている周りへの感謝なしに語れるものではありません。
先ほどのご実家の件でいうと、「今いる場所」はいつでも変えることができますが、「どこから来たか」は変えることのできない自分自身のアイデンティティです。
だからこそ親御さんは苦しい中、今でもINさんをサポートしてくれているのでしょう。そこにあるのは競争ではなく、協調であり、支え合いです。
勝手に周りと競争したつもりになって、自分は地元の人たちよりも優秀だ、幸せだと思い込んで生きる人生よりも、地元も含めたくさんの人たちと支え合い、手を取り合って生きる人生のほうが、INさんにとって幸せな人生であると言える気がします。
大きな人生観で考えると、気にならなくなる
いずれにせよ、大人として独立した人生をどう生きるか、幸せの形をどこに見いだすか、そして自分自身の理想像と比べて、今の自分はどの位置にいるのか。
そういった自分自身の人生を生きるうえでの基本をまずは理解し、そのうえで今何をすべきか、何を優先すべきかを、キチンと考えましょう。
大きな人生観で考えると、どこに住んでいるかなどという小さなことを気にしなくなりますし、周りの目も気にならなくなります。
そしてもっと重要なのは、そういった自分オリジナルの人生を歩むようになると、自分自身の努力や工夫を通じて、周りの苦労も努力も自ずと見えるようになり、他人や周りの人生に対するリスペクトを自然と持てるようになります。
そのような考え方で、INさんが周りとの比較といった価値観や人生観に基づいた生き方ではなく、自分自身のための人生を歩むであろうことを応援しております。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら