35歳以上の「仕事がデキる人」を襲う不安の正体 なぜベテランほど"新たな挑戦"が怖くなるのか

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ベテランの彼らは「最初は不安だったけど、やったらできましたね!」なんて言い、自信をつけます。次に与えられた課題にもしっかりと取り組み、さらに高い成果を出したりします。普段から失敗を恐れずにチャレンジをし続けたら、もっと高みにいけるはずなのです。

私は年齢が上がれば上がるほど、チャレンジしたらうまくいく可能性が高いと思っています。すでに何らかの専門性(スキルや知識)があり、経験があり、人脈もあるのですから。それなのに今までと同じようなことだけやってるなんてもったいない。

いろんな武器があるのだから、失敗を恐れずにチャレンジし続けたら、うまくいく可能性は高いでしょう。その前に必要なことは「ちゃちなプライド」を捨てることなのです。

失敗を繰り返すことが大事

基本的にチャレンジは、失敗する可能性のほうが高くなります。失敗を繰り返しながら改善・改良を続けていけば、徐々に成功の確率は高くなっていきます。

数々の名言を残している天才物理学者のアインシュタインも、こう言っています。

「Anyone who has never made a mistake has never tried anything new. (一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である)」

 

新しいチャレンジをするとき、気を付けなければならないのは「うまいやり方」を知ろうとしてしまうこと。書店に行けば、そんなハウツー本がたくさん置いてあります。起業のやり方や新規事業の立ち上げ方などさまざまですが、大切なのはそこではありません。

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