「40代がやる気を失うのは会社のせい」という根拠 なぜ日本の組織は社員のやる気を奪うのか

会社はやる気を奪おうとしてる?
米国CIAの前身組織であるOSS(Office of Strategic Services:戦略情報局)が、日本中の会社員が膝をうつ文書を公表しました。その名は「サボタージュ・マニュアル」。
第二次世界大戦中の1944年1月にOSSがレジスタンスに配布した、「敵の組織のやる気をなくさせる指南書」です。長い間極秘資料として非公開だった、心理戦争と名付けられた「敵への妨害工作の手法」が、「うちの会社あるある!」と話題を呼んだのです(以下、一部抜粋し要約)。
○組織と会議
・何事をするにも「決められた手順」を踏んでしなければならないと主張せよ
・「演説」せよ。できるだけ、頻繁に延々と話せ
・議事録や決議の細かい言い回しをめぐって議論せよ。あらゆる決断に懸念を示せ
・指示を誤解せよ。長ったらしい返信を送れ
・士気を下げるために、不相応な作業員を昇進させよ
・できる作業員は冷遇し、仕事に不条理な文句をつけよ
・重要な仕事は必ず会議を開け
・もっともらしい方法で、ペーパーワークを増やせ
・手続きに必要な承認者は、ひとりで十分でも3人の認可を徹底せよ
・のろのろと働け
・できる限り自分の仕事を中断せよ
・何回も繰り返し尋ね、不要な質問で主任を困らせよ
・質問をうけたら、長ったらしい、理解し難い説明をせよ
・とぼけよ
・面倒なことに巻き込まれないように、できる限り不機嫌にふるまえ
さて、いかがでしょうか。「まるでうちの上司!」「まるでうちの会社!」「まるでうちの働かないおじさん!」と失笑した人も多いのではないでしょうか。
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