"50代で太らない人"が「絶対に買わないもの」 家の中を見れば「太りやすいかどうか」がわかる
50代からのダイエットは、若い頃のダイエットとはまったく違います。
若い頃のダイエットは、「夏までに〇kgやせる!」など、主に見た目のために行う"イベント"でした。一方、50代のダイエットは、60歳以降の人生のQOL(生活の質)を左右する"毎日続ける正しい食習慣"です。ただ食べる量を減らすのではなく、必要な栄養素をしっかりとりながら、筋肉をつけて脂肪を落としていかなければなりません。
食べないのではなく「食べやせ」
それを実現するダイエット法が、バランスのとれた食事を上手にとる、健康的な食習慣=「食べやせ」です。
太っている人の食事記録を栄養価計算してみると、摂取エネルギー量は過剰なのに、代謝に必要な栄養素が不足しているケースが少なくありません。
私はクリニックに勤務していた間、4500人あまりの患者さんと向き合ってきました。その経験から、50代はダイエットのラストチャンスだとつくづく感じています。
60代に入ると筋肉量の低下が加速し、基礎代謝も落ちて、どんどんやせにくい体になっていきます。また、ダイエットをするなら医師や管理栄養士の適切な指導のもとで行わないと、低栄養になってかえって病気になりかねません。
60歳を過ぎてからの正しくないダイエットは危険なのです。
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