スタートアップの成長を支えるエコシステム(生態系)の基本構造をキーワードから徹底解説する。

「シード」、「CVC」はじめスタートアップ業界特有のキーワードを基礎から解説する(写真:Zenzen/PIXTA)
特集「すごいベンチャー100 2023年版」の他の記事を読む
9月11日発売の『週刊東洋経済』9月16日・23日合併号では、「すごいベンチャー100 2023年最新版」を特集(アマゾンの購入ページはこちら)。注目の100社(2023年最新版・全リストはこちら)の総力取材記事に加え、10年後の日本を占ううえで欠かせない「スタートアップ市場の最新トピックス」を網羅する。
![週刊東洋経済 2023年9/16・23合併特大号(すごいベンチャー100 2023年最新版)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/513tZhNFV9L._SL500_.jpg)
『週刊東洋経済 2023年9/16・23合併特大号(すごいベンチャー100 2023年最新版)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
ベンチャー企業とは、これまでにないビジネスやサービスを展開する新興の会社を指す。「スタートアップ」と呼ばれる場合もある。ベンチャーは成長段階別に分類されるほか、資金の出し手であるベンチャーキャピタル(VC)などを核としたエコシステム(生態系)が形成されている。ここではその枠組みを解説する。
まず、ベンチャーの事業成長ステージに応じた分類だ。それが、「シード」「アーリー」「ミドル」「レイター」の4つとなる。
シードステージは文字どおり「種」の段階で、構想はあるものの、事業化に向けて開発・研究を進めている初期の状況を指す。
IPOやM&Aを目指す「レイタ―」
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら