有料会員限定

ビジネスパーソンの必須教養「ベンチャー超入門」 基礎知識を押さえれば業界の構造が見えてくる

✎ 1〜 ✎ 53 ✎ 54 ✎ 55 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

業界の構造を理解するための基本的な知識をコンパクトに解説。

ロケットに乗るビジネスパーソンのイラスト
(写真:santima.studio / PIXTA)

特集「すごいベンチャー100 2024年最新版」の他の記事を読む

AIなどディープテック領域で大型資金調達が相次ぐ一方、成熟ベンチャーの調達環境は悪化。「優勝劣敗」が鮮明になっている。本特集「すごいベンチャー100 2024年最新版」では、激変下でも伸びる未来のユニコーンを一挙紹介する。
こちらの誌面ビューアーで雑誌版の記事をすべて閲覧できます(要有料会員登録)

これまでにない製品やサービスを世に出す新興企業を「ベンチャー」、あるいは「スタートアップ」と呼ぶ。従来型ビジネスの枠組みの外で独自のエコシステム(生態系)を形成している。

どの成長段階にあるか

まず、ベンチャーは事業の成長ステージに応じて4つに分類される。

「シードステージ」は文字どおり“seed=種”の段階で、アイデアの事業化に向けて市場調査や商品開発、研究を進めている状況を指す。

「アーリーステージ」は製品やサービスの提供が始まった段階。顧客に試してもらいつつ、試行錯誤しながら改良を重ねていく。人員など社内体制を整備し、顧客を増やすため、赤字覚悟で先行投資を行うケースが多い。

「ミドルステージ」は事業が軌道に乗り始め、製品・サービスの生産量や顧客数が増える段階だ。黒字化のメドが立ち、従業員数も数十人以上の規模になっていく。

「レイターステージ」は成熟段階。IPO(新規株式公開)や事業売却など、イグジット(出口戦略)を意識して事業計画を進める。

関連記事
トピックボードAD