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CVCのベンチャー支援「押さえるべきポイント」 FIRST CVCの山田一慶代表インタビュー

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政府、CVC、M&Aを行う立場から見たベンチャーの現状と今後の課題。CVCはベンチャーへの投資だけでなく事業部門と連携することが重要だ

FIRST CVC代表の山田一慶氏
山田一慶(やまだ・かずよし)/FIRST CVC代表。2010年に米ニューヨーク市立大学バルーク校卒。日本GEやソフトバンク、スタートアップを経て、20年に当社設立(撮影:梅谷秀司)

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「CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)」は、事業会社によるベンチャーへの投資・支援組織だ。そのCVCに携わる人々に交流や協業の機会を提供するFIRST CVCの山田一慶代表に、CVCの役割について聞いた。

 

──CVCの現状をどうみていますか。

5年ほど前とは景色が変わり、「大企業はCVCをつくってベンチャーと何かやらなければならない」という状況になっている。ただ、事業会社がベンチャー投資を意識し始めてからは10年にも満たない。成果を評価するのはまだ早いだろう。

──VCとの役割の違いはどこにあるのでしょうか。

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