これらのステージに応じてベンチャーは、事業の運営や拡大に必要な資金を調達していく。調達金額は、シードならば数百万円から数千万円。アーリーは1000万円から数億円。ミドルならば数億円から10億円程度。レイターは数十億円以上の規模になるのが一般的だ。
一方、調達規模に応じた分類もある。分け方はさまざまだが、国内でよく使われるのは、ユーザベースが運営する「スピーダ スタートアップ情報リサーチ」(旧INITIAL)が定めたものだ。
「シードラウンド」は1回目の外部資金調達を指す。「シリーズAラウンド」は調達後の企業評価額(バリュエーション)が5億円以上。「シリーズBラウンド」はシリーズAの後に追加で調達し、評価額が20%以上増加するケースだ。以降、評価額が20%以上増加するたびにC、D……と上がっていく。
なお、次のシリーズに満たない2回目以降の調達を「プレシリーズ」「エクステンションラウンド」などと呼ぶことがある。
これらの資金調達ラウンドを成長ステージと照らし合わせると、シリーズA~Bラウンドはアーリーステージ。B~Cがミドル。D以上はレイターとなる(シードにはラウンドもステージもある)。
なお、未上場ベンチャーの評価額は上場企業の時価総額に当たる。計算式は、VC(ベンチャーキャピタル)などが算定する株価×発行済み株式数だ。
評価額が10億ドル(約1400億円)を超えた設立10年以内の未上場企業を「ユニコーン」と呼ぶ。国内では評価額1000億円以上を指す場合もある。
VCとCVCの違い
ベンチャーに資金を供給している投資家には、下表のようなプレーヤーが存在する。
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