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「かめはめ波」追い求める異色ベンチャーの世界戦 世界39カ国で展開、中国では政府の後押し得る

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「すごいベンチャー100」2023年最新版から注目の7社をピックアップ。「エンタメ」領域からは、ARスポーツ競技を開発・展開する「meleap」を拡大記事で紹介する。

「HADO」は『ドラゴンボール』の世界観をプレイヤーと観客両方の視点で体感できるスポーツ (写真:meleap)

特集「すごいベンチャー100 2023年版」の他の記事を読む

9月11日発売の『週刊東洋経済』9月16日・23日合併号では、「すごいベンチャー100 2023年最新版」を特集(アマゾンの購入ページはこちら)。注目の100社(2023年最新版・全リストはこちら 9月8日15時公開予定)の総力取材記事に加え、10年後の日本を占ううえで欠かせない「スタートアップ市場の最新トピックス」を網羅する。

※この記事は9月16日5:00まで無料会員登録でお読みいただけます。それ以降は有料会員向けとなります。

「かめはめ波を撃ちたい」。そんな少年時代からの夢を本気で実現させようとしているベンチャーがある。リアル世界と仮想世界を重ね合わせた「AR(拡張現実)」に「スポーツ」をかけ合わせた競技「HADO」を展開するmeleap(メリープ)だ。

HADOは、プレイヤーが頭にヘッドマウントディスプレーを、腕にはアームセンサーを装着し、3対3に分かれて試合を行う。狙った方向に向かって腕を動かすことにより仮想空間上で「エナジーボール」が発射され攻撃が可能だ。体を動かして相手の攻撃をよけたり、「シールド」によって防御したりもできる。

プレイヤーはヘッドマウントディスプレーを通じてエナジーボールやシールドを実際に見ることができる。競技会場には両チームの仮想空間での攻防を第3者視点で見られるモニターも設置されており、観客も同時に楽しめる。まさに『ドラゴンボール』の世界観をプレイヤーと観客両方の視点で体感できるスポーツだ。

世界競技人口は540万人

メリープは世界39カ国143店舗でHADOをフランチャイズ展開し、それら店舗からロイヤルティーを受け取る形でビジネスを運営してきた。2023年8月現在で、HADOの全世界競技人口は540万人を超える規模にまで拡大している。

福田浩士CEOは、幼い頃に『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』などの作品に触れ、主人公の超能力的な技に憧れた。「かめはめ波」を撃つために本を読んで気功の練習をしたこともあったという。

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