2択でわかる!受かりやすい「推薦入試」の選び方 推薦は大学と受験生のマッチングが重視される

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Q5 やりたいことは明確ですか?それとも明確ではありませんか?
→文系・理系を目指すべきか、総合的な学問を行う学部を目指すべきか

さて、まず前提として、大学の学部には、2つの種類があります。1つは、理系と文系の、勉強内容が明確な学部です。法学部であれば法学の勉強をすることがわかりますよね? 経済学部であれば経済の勉強をすることが明確だと思います。このように、合格後の勉強の内容がある程度明確な学部がパターン1です。

もう1つは、総合的な学問を学ぶ学部です。リベラルアーツ学部とか、国際教養学部とか、そういう合格後の勉強の内容が多岐にわたるため明確でない学部がパターン2です。

そしてそのうえで、もし受験生にとって、自分のやることが明確でないのであれば、パターン1の明確な勉強内容が定まっている学部を目指すべきだと言われています。

逆に、自分のやることが明確なのであれば、パターン2の、文系と理系の垣根を超えた総合的な学びができるリベラルアーツ系の学部がおすすめです。

明確な目標があるのに、総合的な学部を選ぶ?

「え!?逆じゃないの!?」と思った人もいるかもしれません。

「明確な目標がない人が、勉強内容が明確じゃないところに行くものだと思っていた!」と。そう感じるかもしれませんが、それは大きな間違いなのだとか。

そもそも、明確な目標がない人は、選抜入試では不利です。その状態で目指しても、不合格になる可能性がとても高いです。なんとかして、きちんと明確な目標を語れる状態になる必要があります。

なぜならやはり合格する人はどんな人でも、「この学部に行ったら、こんな勉強がしたい」ということを明確に語れる状態になっているのです。

そしてそのためには、もしやりたいことがないのであれば、しっかり学部やテーマを絞って活動していく必要があります。広い学びの機会を得られるところは、逆に自分がやりたいことを語りにくいので、うまくいきません。テーマが狭いほうが、「こんなことがしたい」というのをうまく表現しやすいのです。

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