2択でわかる!受かりやすい「推薦入試」の選び方 推薦は大学と受験生のマッチングが重視される

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Q3 活動実績は、校内のものが多いですか?それとも校外の活動が多いですか?
→優等生がほしい大学を目指すべきか、面白い活動を求める大学・学部を目指すべきか

次は活動実績です。「あなたは高校時代どんな活動をしてきましたか?」という質問を選抜入試ではされる場合が多いのですが、これが校内のものが多い場合、優等生を求める大学や学部がおすすめだといいます。

例えば、真面目にコツコツやってきていて、生徒会活動などに積極的に参加しているような生徒を求める大学・学部も一定数あります。校内の活動が多かった人は、そういうところを目指したほうが、合格率が高いそうです。

逆に、学校内の活動ではなく、校外での課外活動が多い場合は、面白い活動をしている人を求める大学・学部を考えてみるといいと思います。慶應のSFC【湘南藤沢キャンパス】などの自分で起業する人が多い学部などがこれに該当しますね。

この違いは、偏差値ではなく、校風で決まります。たとえば早稲田大学は面白い活動のほうを求める傾向があり、反対に慶應大学は優等生がほしい大学だと言われています(SFCは例外)。大学のHPを確認し、しっかりと校風を見極める必要があるわけですね。

地方ごとに枠が設定されている入試も

Q4 都会出身ですか?地方出身ですか?
→地方出身の優遇が受けられるかどうか

次は住んでいる場所です。地方出身ですか?という質問は、地方出身者向けの入試を受けることができるかどうかを問う質問になります。

大学は文部科学省から、「都会と地方の教育格差を是正するための働きかけをしてほしい」という要請を受けている場合があります。それをクリアできるかどうかによって補助金が設定されている場合もあるのだとか。

なので、地方の人が優遇される入試形態というのも一定存在するのです。

たとえば早稲田大学の社会科学部の全国自己推薦は、地方ごとに枠が設定されています。

あえて言葉を選ばずに言うと、住居が「田舎」であればあるほど、合格に有利に働くと言われています。

使えるものはなんでも使ったほうがいいので、受験生の方はぜひ、このポイントは理解しておくようにするといいと思います。

ちなみに、同じように「男性よりも女性のほうを優先的に取るように」という要請がある場合もあるので、若干地方出身の女性の方が合格しやすくなるように設計されている入試もあるようです。参考にしてもらえればと思います。

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