「10代以上のすべての人のための人文書ーあいだで考える」シリーズの1冊として刊行されたこちらは、ロシア文学研究者・翻訳家によるエッセイです。
しかし、ただの随筆というよりは、言葉についてじっくり考えるおしゃべり、というテイスト。翻訳や通訳、あるいは語学や異国での生活に興味がある方にとっては、面白いと思えるトピックが1つは見つかる本だと思います。
翻訳とはどういう行為なのか? 翻訳家はいったい何をしているのか? そんな問いについて教えてくれる本書は、自分の言葉を見直すきっかけにもなりうる1冊です。ぜひ自分が普段使っている言葉とともに、本書で伝えようとしている言語の営みについて考えてみてくださいね。こちらも主に中学生~高校生向けにおすすめです。
全然興味がなかった分野の本を探してみるのも
こんなふうに、フィクション、ノンフィクションに限らず、さまざまな分野でお子さん向けの本は刊行されています。図書館や書店で、ぜひお子さんが興味を持った分野に近しい本、あるいは全然興味がなかった分野の本を探してみるのも、夏の終わりの思い出になるのではないでしょうか?
今回おすすめした本は、もちろん大人でもじゅうぶん楽しめる本ばかりですので、親御さんとお子さんが一緒に読むのもおすすめですよ!
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