食券を購入して着座してから5分ほどで、商品が提供されました。団体客と交代で入店したため、提供待ちが10人ほどいるオーダーが滞った状態だったのですが、行列のできる人気店だけあり、手慣れ感がすごい。
もちもちの食感を楽しめる、極太ストレート麺
つけめんは、麺が太いためゆで時間が長く、ゆであがった麺をいったん冷水で締める必要があるため、配膳されるまで時間がかかることが多いのですが、「六厘舎」は、なんとも早い。厨房にいる、金髪で黒ブチメガネの青年スタッフが、つぎつぎとつけめんを配膳カウンターに並べ、中年女性ホールスタッフが1人でそれを運ぶ。見事な連携プレーです。
そして、商品を運んでいる合間にも、退店する利用客の「ごちそうさま」という声かけに「すいません狭いところ」とか「いつもありがとうございます」とか、その人に合わせた返事をしているのです。この混雑のなか、店内をしっかり把握されているのは実にすごい。
「朝つけめん」の麺は、ベージュ色のツヤツヤの麺が行儀よく折り畳まれて天の川のような美しさ。一般的には極太ストレート麺にあたるのですが、通常メニューのつけめんよりは若干細めのようです。つるっと食べるにはコシも強くて太すぎるため、噛み締めてもっちもちの食感を楽しみました。
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