10年で1100万円貯めた38歳彼女の「片付けと育児」 部屋の整理整頓が節約につながる納得の理由

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なごみーさんのご自宅の写真
元浪費家の蓄財系整理収納アドバイザー・なごみーさんが語る、整理収納と節約の関係とは?(写真:なごみーさんのブログより)
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2LDKの賃貸アパートに夫婦と子ども4人の6人で暮らしながら、10年かけて1100万の貯蓄(投資による含み益を含む)をしたなごみーさん。自身の実体験から「片付けは節約貯蓄につながる」と考え、インスタグラムブログではすっきり暮らすアイデアや整理収納のコツを発信している。
8月31日にはKADOKAWAから『ポンコツ4児母ちゃん、家を片付けたら1000万円貯まった!』の発売を予定している(※本執筆当時は貯蓄1000万、現在は1100万に)。
前回は、なごみーさんが消費者金融から100万の借金を抱えてしまった頃から、節約貯金ができるようになり、子育てをしながら働き方を選択した今までの道のりを紹介した。今回は、整理収納と節約の関係や、子どもの教育費、家族みんなが楽しめるお金の使い方について、節約系YouTuberである私くらま(「倹者の流儀」)が話を聞いていく。
(前回記事:6人家族、借金生活から1100万貯金に転じた節約法

部屋の整理整頓が節約につながる

家計のやりくりを試行錯誤していく中で、なごみーさんは「貯金と部屋の整理収納には密接な関係がある」の気づきに至ったという。

浪費家から節約家に転身したなごみーさん(写真左)に、くらまがインタビューします!(東洋経済オンライン編集部撮影)なごみーさんとくらまさん

「身をもって実感した出来事があります。頂き物のお下がりの子ども服を、まだサイズが合わないからと押し入れの奥にしまっていたんですよ。その後すっかり忘れてしまい、必要になった時は新たに買っていました。お金がかかるなと思いながら……。物をきちんと管理できていればもっと節約貯金ができていたのにと痛感しました」

そこから部屋を片付けることにのめり込み、整理収納アドバイザー1級資格を取得するほどハマったという。部屋が片付くと心も頭もすっきりする、その上貯金も増えるようになった。

「収納が限られている分、物の厳選が必要になります。基本的に物はすべてレギュラーで、使うものしか持たないようにしました。選ぶ過程で『自分にとって1番大事なことは何だろう』と向き合うチャンスにもなりました」

なごみーさん
部屋を片付けることは、節約マインドを育てることにもつながる。「自分にとって何が大事か」と向き合うことになるからだ(写真:なごみーさんのインスタグラムより)
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