「4年で資産1000万円を達成」20代女性の節約術 手取りの5割を貯金する見習いたい「思考法」
お金が貯まらないのは、本当に収入のせい?
「贅沢はしていないのに、お金が全然貯まらない」
「給料日前になると、いつも生活がカツカツになってしまう」
そうなってしまうのは、なぜだと思いますか?
「会社が給料を上げてくれないから」と考えている人がいたら、〝原因〞としては合っているケースも多いのかもしれませんが〝考え方〞としてはおそらく間違いです。
かつてのわたしは、まさにそう考えていました。
わたしは理系の大学院卒業後、中小規模の製造業に就職し、エンジニアとして勤務していました。
1社目の会社の基本年収は350万円。しかし奨学金の借金477万円が重くのしかかっていたことと、浪費癖もあり、社会人生活2年目までに貯められたお金は約40万円でした。
統計データによると、20代の男性の年収平均は約329万円、女性は275万円、男女平均で305万円ですので、平均と比べると恵まれていたといえるかもしれません(国税庁長官官房企画課「平成28年分民間給与実態統計調査」)。
でも、たとえそうであれ、事実として当時のわたしは「まったくお金が貯まらなかった」のです。
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