【自由研究】氷が早く溶けるのは水中か空気中か ちょっとした実験が子どもの好奇心を養う
「子どもの自由研究に苦労している」という方は多いと思いますが、自由研究は「理系科目を伸ばす」きっかけにもなります。大事なのは、日常生活の中で出会う「不思議なこと」。本稿では、『簡単実験でわかる!解ける! 続 本当はおもしろい中学入試の理科』の著者、尾嶋好美氏が、家ですぐにできる簡単な実験を通じてできる自由研究を紹介します。
「手を動かす」からわかることがある
今年の夏も暑いですね。そして日本各地で豪雨による被害も起きています。「どうしてこんなに一気に雨が降るのだろう?」と疑問に思うお子さんもいるでしょう。
また、夏休みに家族で行った博物館で、山の中で見つかった海の生き物の化石を見る機会があるかもしれません。「山なのに、なぜ貝や魚の化石が見つかるのかな?」と不思議に思うこともあると思います。
Chat GPTなどを使えば、子どもが持つ疑問の多くは解決できてしまいます。でも、たんに文字として読むのと、自分の手を動かして実感するのとでは、大きな違いがありますよね。
こんな時代だからこそ、特にお子さんにとっては“身をもって経験すること”が大切になってきています。お子さんの理系科目の力を伸ばすためにも、実体験はとても有効です。親子で楽しみながら手と頭を使い、身近にある不思議を解き明かしていきましょう。
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