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週末の寝だめはNG「免疫力を下げる」3つの悪習慣 マラソンなど激しい運動は免疫にとって逆効果

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  • 小林 弘幸 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
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顔を上げて歩くと周りが気になりストレスという場合は逆効果かもしれませんが、できるだけ姿勢を正して歩くというのは、よいことのように感じます。

ハードな運動は免疫にとっては逆効果

運動すると免疫力が上がるといわれていますが、どんな運動でもいいかというとそういうわけではありません。運動することで免疫力を下げてしまう、「ダメ免活トレ」もあります。それでは、どんな運動が免疫力を下げるのかというと、マラソンやハードな筋力トレーニングなど、体がヘトヘトになってしまう運動です。

もともと運動習慣がない人は、そこまでやることはないでしょうが、若い頃にスポーツをしていた人や運動に自信のある人だと、「運動は免疫力を上げる」と聞くと、がぜんやりすぎるところがあります。

しかし、ハードな運動は逆効果です。アスリートは病気に負けないイメージがあると思いますが、トレーニング直後のアスリートの免疫力はかなり弱っています。運動にともなう急性上気道感染症(風邪症候群)のリスクについて調査した結果によると、高頻度、長時間のトレーニングを行っているランナーは、ほとんど運動していない人と同じくらいリスクが高いことがわかりました。運動不足も、運動しすぎも免疫にはよくないのです。

激しい運動で免疫力が低下するのは、交感神経が刺激されて、リンパ球が激減するからです。

特に自然免疫チームのエースであるNK細胞は極端に少なくなります。

さらに、キラーT細胞が少なくなることもわかっています。

つまり、激しい運動の後は、病原体を攻撃する強力な武器を失ってしまうことになるのです。

また、交感神経が優位になると、血管が収縮して筋肉がかたくなります。

この状態が続くと、全身に血液を循環させる機能が低下するため、免疫細胞も循環しにくくなります。

さらに、ストレスに対応するために分泌されるコルチゾールやカテコールアミンといったストレスホルモンも免疫力を低下させます。

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