睡眠「22~2時はゴールデンタイム」信じる人の誤解 成長ホルモンの分泌は時間で決まるわけではない

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健康にまつわるウソは少なくありません(写真:ほんかお/PIXTA)
イライラしたり、落ち込んだりといったことは、多くの人が抱えている悩みではないでしょうか。そうしたメンタルの問題を改善する方法について、医学部出身で、現在は医療記者である朽木誠一郎氏が解説します。
※本稿は『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』から一部抜粋・再構成したものです。

運動することで解消できる8つの不調

30~40代が運動習慣をつけるべきである理由の1つがメンタルヘルス。運動は「不眠」や「不安」、そして「うつ状態」を改善する効果があると、医学的に示されているのです。こう聞いて「そこまで深刻じゃないんだよな」と感じた人もいることでしょう。でも、まさにそんな人にこそ、運動はうってつけなのです。

運動をすることにより解消できる不調には、例えばほかに、次の8つがあります。

疲れやすい/怒ったり悲しんだりと感情の起伏が激しい/集中力が続かない/ひとりぼっちのような感じがする/記憶力が悪くなる/イライラする/落ち込む/やる気が出ない

欧米では「予防」だけでなく、うつ病にかかっている人への「治療」として、運動を取り入れることが推奨されています。

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