「ヒモ以下の男」とは早めに絶縁するべき 連載史上サイテーの夫に怒り爆発

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【パンプキンからのコメント】

 最近また、このようなご相談が増えてきましたので、代表的な方をおひとり、取り上げさせていただきます。

まず里穂様、あなたの文面ではご夫君のことを「旦那」と呼んでいらっしゃいましたが、私が勝手に「夫」と書き換えました。失礼ながら文面を一読して、彼を「旦那」と呼ぶにはあまりにもそぐわないと感じました。私に勘違いがあるといけませんので、その語源を調べてみました。「旦那」は仏教用語からきているそうで、「与える」とか「贈る」という意味があり、それから広まって一般にはパトロンのように、「生活の面倒を見る人」の意味で用いられるようになったとあります。

「旦那」とも「夫」とも思ってはならない

「おカネを出してくれる人」から派生して、妻が夫を呼ぶときの敬称ともなるそうです。私は女性が他人の前で、自分の夫のことを「主人」とか「旦那」と呼ぶのに抵抗感を感じる者ですが、それでも小さい問題ですから、目くじらをたてるつもりはありません。でも里穂様、あなたは彼のことを旦那とも夫とも呼ばず、思わないほうがいいです。そのどちらにも、何ひとつ該当していません。

赤ちゃんの誕生も、彼にとっては慶事ではなかったようです。あなたは2月に、自分と子ども2人の面倒を見なければならないという意味で、身体が3つになりました。そんな中、産後の養生をせねばならず、文字通り心身共にこれまででいちばん大変なときに引っ越しや転校手続きをしました。そして、それが無駄になったり元に戻せと言われたりしているのです。母子3人を思いやるどころか、自分自身が成り立っていない人です。

私は彼を2つの点で見限るべきだと思います。彼の収入が目下少ないのは、長い人生ですからそんなときもあろうかと理解できます。ですが、たとえできちゃった婚とはいえ、子どもを作った男が1円もあなたに用意しないことにすべてが見えています。

いくらあなたに収入があろうとも、自分が食べる分を減らしてでも、赤ちゃんのミルク代だと言ってわずかでもあなたに渡さずにはいられないのが普通です。私は、病床にある老妻に心配をかけまいと、深夜の駐車場の管理のバイトをして月10万円を長年妻に渡し続けた、70才を過ぎた大腸がん手術後の老夫を知っています。年齢的にほかに雇ってくれるところがなかった人の、命がけで果たした責任でした。

彼はまだ若く、バイトのかけもちや住み込みでも何でもして、最低の金額でもその気になれば捻出できる立場です。それこそ「旦那」と呼ばれるに見合う行為を今のあなたにしないで、彼はいつそれをするのです? 今できない彼に、将来、それを期待できますか?

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