｢ああ言えば良かった｣グルグル思考を減らすコツ フェリス流瞑想活用術で集中力を取り戻す

もし私が心のために1つだけエクササイズを選ぶとすれば、少なくとも1日1回、10～20分間の瞑想を選ぶだろう。

瞑想の方法はいろいろある。

靴を選ぶときと同じで、自分にぴったりのものを見つけるには実際に試す必要がある。では自分にぴったりかどうかを判断するには、どうしたらいいか？

実際に試してみたい瞑想法

以下に紹介する方法を1つ以上試してみよう。私は全部行ってみたが、どれも有益だった。私の愛読者である何百人（往々にして何千人）もの人たちも似たような意見らしい。

1. 「Headspace（ヘッドスペース）」や「Calm（カーム）」といったアプリを活用する。

2. サム・ハリスやタラ・ブラックによる誘導瞑想を聴く。

人気キュレーションサイト「BrainPickings.org」を主宰するマリア・ポポーワは、タラ・ブラックが2010年の夏に発表した『Smile Guided Meditation』を毎朝聴いているという。

3. 超越瞑想の講座を受講する。

このオプションを選択する場合、おそらくそれなりの出費を覚悟しなければならないが、個別指導を受け、きちんとした説明の機会を提供してもらえる。

私にとっては、これが2年以上にわたって定期的に瞑想するようになったきっかけだった。超越瞑想の組織が行っていることをすべて気に入っているわけではないが、トレーニングは実用的で多くのコツを学べるようになっている。

私が人生のとくに困難な時期にあるとき、リック・ルービンとチェイス・ジャービスの助言で大金を支払う決心がついた。決心して良かったと思う。

4日間連続で同じ講師に指導してもらうという社会的プレッシャーこそが、習慣になるくらい瞑想を定期的に行うために私に必要なものだったのだ。

私はそれまで瞑想で「鋭さを失う」ことを恐れていた。瞑想をすることで、自分のやる気や積極性が失われてしまうかのように思っていたのだ。

だが、そうした心配は事実無根だと分かった。

瞑想はただ、目の前に現れる動く標的や仮想敵にいちいち振り回されるのではなく、ごく少数の重要なことに集中しやすくなるために役立つだけだ。