ですからこのA4記憶シートを何枚も作るうちに、抽象化する力が自ずと磨かれます。
「具体」と「抽象」を行き来する
結果、物事の本質が一瞬で掴めるようになるため、素早く答えたり、効率よくアウトプットをしたりできるようになります。
つまり「A4・1枚記憶法」を日常的に活用することで、「具体」と「抽象」という異なる階層の行き来をスムーズにできるようになるのです。
「具体化」とは、抽象的な言葉を具体的なものに象徴化(シンボル化)すること。たとえば、「平和」という抽象的な言葉から「鳩」「人々の笑顔」「万国旗」「家族団らん」などのイメージに落とし込むことは「具体化」になる
抽象化がうまい人の代表格が、テレビ番組に出演している優秀なコメンテーターでしょう。
彼らはどんな質問にも的確な答えや意見を返すことができます。
それは、頭の中で瞬時に「質問を抽象化」し、概念の枠を広げ、聞かれていることの「本質」を掴み取っているからでしょう。



















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