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動かない社員が動き出す!トヨタ「紙1枚」の魔法 主体的に働けるようになるための3ステップ

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  • 浅田 すぐる 文筆家、学習・成長・キャリア支援家
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最後に、「紙1枚」の上段に記載した「何のために働くのか?」という問いに関する答えをまとめ、自分なりの表現で記入してください。ここは赤ペンでの記入を推奨していますが、ほかのプロセス同様、なければ黒ペンでも構いません。

記入スペースは限られていますが、だからこそ「煎じ詰めれば?」「結局のところ?」といった問いが自然と生まれ、端的かつ腑に落ちる表現で言語化できるようになっていきます。

一貫した仕事を成し遂げる「目的のジブンゴト化」

書いている中でスッキリするような感覚、あるいは視界がクリアになるような心境が生まれてきたら……。

それこそが、会社の目的を自身の目的として取り込めた瞬間です。

今後この「紙1枚」が、仕事をしていくうえでの重要な判断基準として、パワフルに機能していきます。ブレずに、能動的に、主体性を発揮して働けるようになるはずです。

以上、これで「目的のジブンゴト化」が完了しました。

『あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す 「紙1枚!」マネジメント』(朝日新聞出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

3つの手順に沿って「紙1枚」書くだけで、当初はポエムとしか感じなかった会社の言葉を、自分の業務に引き寄せて再解釈し、自身の言葉で言語化することが可能になります。参考までに、本書の執筆をテーマにした「紙1枚」の記入例(下図)を紹介しておきます。

左半分は、会社(「1枚」ワークス株式会社)が掲げる理念やビジョンです。一方、右半分は自身の担当業務(本書の執筆)についてそれぞれ青ペンで書き出してあり、両者を見比べながら、赤ペンで今回の仕事の目的をまとめています。

実際、この「紙1枚」は本書執筆時の根本動機・モチベーションの源泉となりました。あるいは、迷ったときの明確な判断基準としても機能し、一貫した仕事を成し遂げるために大活躍してくれました。

最後まで能動的に、主体的に、積極的に取り組めたのは、この「紙1枚」のおかげです。ぜひ、自身の業務をテーマに、自分バージョンも作成してみてください。

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