エンジンなどのパワーユニットをレーシングチームに供給する形で4度目のF1参戦を果たしてから5年、2020年10月にホンダは2021年シーズンを最後に撤退することを発表した。
「社内では(F1の)参戦を継続すべきという意見もあったが、開発リソースを環境分野に傾けるべきだと判断した」
ホンダの八郷隆弘社長は2020年10月2日の会見で、撤退の理由についてそう強調した。
参戦終了を発表してから約2年半で「復帰」
そして2023年5月、ホンダは2026年からのF1復帰を発表した。今回は、ホンダのモータースポーツ活動の全てを担う、ホンダ・レーシング(HRC)が、F1パワーユニットの開発とレース参戦・運営を行う。ホンダの三部敏宏社長はこうコメントを出している。
「F1が、Hondaの目指すカーボンニュートラルの方向性と合致する、サステナブルな存在となり、私たちの電動化技術を促進するプラットフォームになること。これが、Hondaとして再びF1にチャレンジする大きな理由の一つとなりました」
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