初めてのレースは1964年、ホンダF1参戦の軌跡 写真で振り返る、これまでのホンダF1参戦

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ホンダの第3期のF1活動は2000年から。B・A・Rとの共同開発という形でF1に参戦。その後、2006年からホンダが100%出資するチームとしての運営に移行した。

F1復帰7年目となった2006年、第13戦のハンガリーグランプリで優勝を飾った。これは1992年の最終戦、オーストラリアグランプリ以来となる72勝目だった。

Honda RA106はF1通算72勝目を飾ったマシン(写真は2013年撮影、撮影:山内信也)

リーマンショックで2008年に撤退を決断

しかし2008年、リーマンショックで世界経済は大混乱に陥る。そして、同年12月、ホンダはF1レース活動からの撤退を発表。リリースにはこう記された。

「当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます」

「Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました」

ホンダの福井社長(当時)の記者会見
2008年12月、ホンダの福井威夫社長はF1からの撤退を発表した(撮影:梅谷秀司)
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