サウナは「心身を健やかに保つ」ための新習慣
フィンランド人である私は、週に5回、時には毎日サウナに入ります。
幼少期から、サウナは家族との日常であり、友人と過ごすひとときであり、伝統習慣でした。
ですが、私はとりわけここ数年、自分の人生において 「サウナ」がいかに特別な意味をもっているかを、ますます実感しています。
私にとって、サウナ浴はこのうえなく重要な「ウェルビーイング活動」だからです。
ウェルビーイング(well-being)とは、「身体的にも、精神的にも、社会的にもすべて良好で、満たされた状態」にあること。1946年の世界保健機関(WHO)憲章の草案の中で定義づけられた「健康の概念」のひとつです。
アメリカのある団体が2021年に2万人以上のアメリカ人に対して行った調査では、約78%の参加者が「ウェルネスをこれまで以上に重要視している」と回答しました。
過去には、人間関係や仕事など、もっとほかの項目が上位にランクインしていたので、これは興味深い結果です。
つまり、身体の健康だけでなく、心や人間関係などの包括的な健やかさの追求が、私たちの幸せにもつながるというわけです。
そしてサウナ浴は、このウェルビーイングに大きく貢献できる新習慣として、いま全世界的な注目を浴びているのです。
サウナの魅力は数えきれないほどありますが、心身を健やかに保つために効果的と考えられる「サウナ浴のメリット3つ」を紹介します。
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