世界的ブーム！サウナ｢3つの絶大効果｣はこれだ ｢"デジタル汚染"の時代｣に求められる納得の訳

何かを学んだり、思考を働かせたり、新しいアイデアを生み出したりするためには、「集中力」が必要になります。

一方で、現代人は刺激の過多によって「脳」がとりわけ悪影響を受けています。多くの脳研究において、さまざまな刺激に対応しつづけようとすると、脳が疲弊してしまうことがわかっています。

そこで昨今は、多くの現代人が「マインドフルネス・トレーニング」や「メディテーション（瞑想）」によって、脳や心の平穏を取り戻す術を習得しようと模索しています。

最もシンプルかつ効果的なメディテーションのメソッドは、「目を閉じ、心を落ち着かせ、この瞬間に集中し、そして呼吸をする」というものです。

「目を閉じ、心を落ち着かせ、この瞬間に集中し、そして呼吸をする」というメディテーション、マインドフルネスが脳の健康を取り戻す。それを自然と実践できるのが「サウナ」という場所（写真提供：こばやし あやなさん）

脳がリセットされ「クリエイティブな発想」が浮かぶ

ですが、そもそもサウナは、私たちが何をする必要もなく、ただそこにいるだけで脳を休め、心を集中させてくれる場所だと言えます。

心と身体が無意識のうちにサウナの熱に集中し、マインドフルネスやメディテーションを同時に実践できてしまうのです。

日々ほんの数分でもサウナに入れば、日頃どんなに慌ただしく騒がしい環境にいても、脳をリセットし、クリエイティブな発想や、チャレンジングな状況に立ち向かうエネルギーを得ることができるのです。