「休んでもやることがない」人が実は抱える問題 生きる上で「楽しみ」や「気晴らし」は重要だ
1カ月をざっくりと分割する
働き方の多様化によって、以前よりも「週末」の感覚がなくなってきた、という方はいないでしょうか。そんな状態が続くと、例えば土日は休みだとわかっていても、「この書類を作っておかないと不安」「いいアイデアを思いついた」「ネットを見ていたら、忘れていた作業を思いだした」など、プライベートに自分から仕事を呼び込んでしまいかねません。
それが習慣化してしまえば、オフの日にリラックスして身体と心を休める暇もなく、なんだかいつも忙しいのに毎日仕事が終わらない、という悪夢のような日常から逃れられません。
この先の見えない世の中では、半年、1年のリズムよりも、1週間、1カ月のリズムに気をつけて積み上げていくのが現実的でしょう。それでも1カ月は、あっという間に過ぎていきます。次の月の行事や予定、忙しさをイメージする時間を、前の月の終盤には持ち、休みのタイミングもプランニングしましょう。
1カ月を上旬・中旬・下旬に分けて、上旬にはこの作業を済ませておきたい、中旬には緊張するイベントがあるので無理しない、下旬は月締めの作業があるので仕事モードで、など、ざっくりしたイメージをつくることも効果があります。
前半・後半という分け方でもいいですし、週末ごとに分けるほうが合っていれば、それがいいでしょう。月末は忙しいから、なるべく月の前半で仕事を進めておく、といった、大まかなイメージも悪くありません。
週末が休みの会社に勤めているなら、せめて土日は意識して平日と違うルーティーンをつくるなどして、1週間のなかにメリハリを取り入れることからはじめましょう。
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