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キャリア・教育 #浪人したら人生「劇的に」変わった

「2浪で東大不合格」兄に劣等感持つ彼が叶えた夢 宇宙の研究が夢、馬鹿にされても努力し続けた

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進学した東京理科大学で、彼は猛勉強を重ねました。

「2浪目で身につけた自分の考えのまとめ方を、理科大でさらに鍛えることができました」

理科大時代に院試の勉強をしていた頃のノート(写真:あおさん提供)

東京理科大学は成績のつけ方が厳しく、GPA(※成績)が3/4を超える人はごくわずかしかいません。

その中で彼は、専門科目のGPAで3.35/4という驚異的な数値を叩き出します。4年生になってからも卒業研究の傍ら勉強を重ね、東大の院試に向けて1日10時間の勉強をこなした彼は、無事に東大の理学系研究科と総合文化研究科に合格し、理学系研究科に進学しました。

宇宙関係の研究をする夢を叶えた

ついに彼は24歳にして、周囲に言い続けた東京大学の学生になり、宇宙関係の研究をするという夢を叶えたのです。

「ずっと切羽詰まっていましたし、本当に合格できるのかどうかわからなかったので受かって心から安堵しました。拾ってもらい、鍛えていただいた母校の理科大には感謝してもしきれません」

東大院に進学したあおさん(写真:あおさん提供)

こうして浪人生活・学部在籍時代の生活の猛勉強を経て夢をかなえたあおさん。

彼は浪人してよかったことを「人の痛みがわかるようになったこと」と言ってくれました。

そして、浪人生活をがんばれた理由についても聞いてみたところ、「うそつきになりたくなかったから」だと語ります。

「自分が何度も傷つき、悔し涙を流したので、つらい思いをしている人の気持ちを考えられるようになりました。自分はよく周りの人に『大人になれ』と言われてきました。でも、なぜ東大を諦めることが大人になることと同義なのだろうかと、ずっと悔しく思っていました。だからこそ、そのモヤモヤを抱きながら自分の意思を貫いたことが、東大で宇宙を研究するまでの道につながったのだと思います」

夢をかなえた彼は、現在も苦労しつつもさらなる夢へ向けて、一歩一歩階段を上っています。

「所属している研究室で修士号を取得した後に博士課程に進学し、大学院連携制度を利用してJAXAと一緒に継続して研究を行っています。東大に入ったら人生バラ色かと言われればそうではなく、周りが優秀で病むこともありますが、博士号の取得に向けて頑張っています」

「僕はエリートではありません。だからこそ、これからも、くすぶっている人の力になり続けたいです」最後にそう語った彼は、まぎれもなく、浪人を通して豊かな人間性を手にしたのだと思いました。

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