これも似たような問題です。同じ単語を何度も繰り返すのって、確かに気になりますよね。気持ちはよくわかります。でも、使うときのことを考えるとまったくの逆効果なのです。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/d/3/570/img_d34e852ed015b0ee96bf476d65048c4a304349.jpg)
【鎮静剤A-1】以降はすべて番号の部分しか記載されていません。2とか3といった数字だけでは何のことかわかりませんし、実際の数値データと区別がつきません。
こんなときのためのオートフィルです。オートフィルの詳しい話はここでは触れませんが、このようなデータの場合、「鎮静剤A-1」のセルにカーソルを移動して、右下の■を下にドラッグしてみると……連続データになります。
「データベース」の統一ルールも確認しておこう
総務省が示したルールには、今回紹介した項目も含めて、こんな注意事項が記載されています(省庁向けの独自ルールもあるので、そういったものは除外しています)。
□ 数値データは数値属性とし、文字列を含まないこと
□ セルの結合をしていないか
□ スペースや改行等で体裁を整えていないか
□ 項目名等を省略していないか
□ 数式を使用している場合は、数値データに修正しているか
□ オブジェクトを使用していないか
□ データの単位を記載しているか
□ 機種依存文字を使用していないか
□ 数値データの同一列内に特殊記号(秘匿等)が含まれる場合
□ データが分断されていないか
□ 1シートに複数の表が掲載されていないか
この一覧は、Googleなどの検索サイトで「総務省 データ 統一ルール」と検索すると、トップに出てきます。具体的な例を交えて「こういうふうに入力しましょう」と紹介されているので、ぜひ読んでみてください。どんな考え方に基づいて作られているのか、自分なりに考えてみるのもいいと思います。
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