「いや『1セル1データ』がいいのはわかるけど、普段扱ってるデータが『1セル複数データ』だから困ってるんだよ!」←わかります。そうですよね。そんなときは、「区切り位置」を使いましょう。
そうすることで、セル内のデータを区切り文字や位置で分割することができます。関数なども使うことで、セルのデータ形式を変更する(数値や文字列を日付へ、など)こともできます。
読み取りや検索に支障が出てしまう入力
「セル結合ダメ!」←これ、ネットやSNSではめちゃくちゃよく話題になります。ですが、私はリアルで言われたことも言ったこともありません。おそらくExcelができる人は内心「やめてくれ~」って思っていることでしょう。
たとえばこんな感じです。
左は【市区町村】と【ふりがな】を上下に並べ、【生産本数】が1つのセルに結合されています。こうすると、「ちよだく」「58406」のセットなのか「千代田区」「58406」のセットなのか、対応関係が不明確となり、読み取りに支障が出てきます。正しく入力するには、右のように【ふりがな】の列を作り、1行のデータにしましょう。
見た目を整えるためにスペースを入れて「 A」としたり、「鎮静剤」と「A-1」の間に改行を入れたりすると、「A」や「鎮静剤A-1」とは別のデータになってしまいます。つまり、「鎮静剤A-1」と検索しても見つからないのです。
「はいはい、スペースと改行ね。確かにダメだよね。でも扱ってるデータが……」←そんなときは置換しましょう。
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