では、さっそく次のG7参加国とリーダーを「IP化」によって覚えましょう。
この表は議長国順になっていますから、並びもこの通りに暗記しましょう。
まず国名を暗記するために、各国の頭文字を抽出します。
日本は議長国で知っている方も多いと思うので、フランス以下を重点的に覚えます(このように「力をかけるところ・かけないところ」を明確に分けることも大事です)。
すると、次のような文字列になります。
この文字列を眺め、文章や物語を自由に作ってみてください。ささいなことでもよいので、気づいたことや心にひっかかったことを連想してください。
「下手でいい」記憶に残るカギは"手作り感"
このように文字をイメージに変換する作業(IP化)こそ、頭が鍛えられる瞬間。
ですから「何も思い浮かばない」とすぐに投げ出さず、あらゆる角度から考え、自由に妄想してみてください。そのイメージの質は問いません。
「自分で能動的にイメージをする行為」こそ大事。なぜなら「自分が主体的にイメージしたこと」で、記憶が脳により強固に定着するからです(自己生成効果)。
他人が思い浮かべたきれいなイメージよりも、自分が思い浮かべたユニークなイメージのほうが貴重です。
ここでは一例として私のイメージをご紹介しておきます。まず私は、連想しやすいように、文字列を次のように加工しました。
すると、次のような単語群が浮かんできました。
さらに言葉を補います。
ここで、次のようなイメージが湧いてきました。
このように、文字をイメージに置き換えると、文字列そのものを忘れても大丈夫。
「旗を振って応援しているイカ」をイメージできれば、「日本、ファイト、応援にイカないと」というフレーズもスムーズに思い出せます。
このように覚えたい内容をイメージ化(エピソード化、物語化)することこそ、「IP化」です。
要は、脳内で検索しやすいよう、記憶にタグ(フック)を付けるわけです。
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