「させていただく」連呼する人が知らない便利表現 すぐに使える!相手への配慮を示す言い回し
もって回った言い回しとして、よくとり上げられるのが、「させていただきます」。これが、口癖になっている人もいます。
「では、ご挨拶させていただきます」「こちらの図を利用させていただきまして、特徴のほうを、説明させていただきます」「手元のパンフレットのほうにも、載せさせていただいております」
「させていただきます」のオンパレードです。この場合、「ご挨拶をいたします」「こちらの図を利用して、特徴を説明いたします」「手元のパンフレットにも載せております」。これで十分です。
許可を得てする事柄ならOK
相手の許しがあってすることを、「させてもらう」といいます。それを丁寧に言うと「させていただく」という表現になります。ですから、「○○様のはからいで、今日のパーティーに参加させていただきました」。このように言うなら、正しい使い方です。
この時に「参加いたしました」と言ってもおかしくはありませんが、人からの恩恵を強調したい場合に「させていただきます」をとる判断が働くかもしれません。
しかし、多くの場合、相手の許しのいらないことに「させていただきます」をくりかえすものですから、耳につくのです。
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