1分差で乗り継げず45分待ち…痛い「骨折ダイヤ」

列車の運行が分断されている駅の「あるある」

あと数分早く着くダイヤならあの列車に乗れたのに……(写真:Satoshi KOHNO/PIXTA)

同じ路線でも列車の運行が途中の駅で区切られていて、乗り継ぎが必要なケースは各地に存在する。そのとき、「あと3分早く着いていればあの列車乗れたやん!」という体験をすることがある。とくに青春18きっぷで旅行したことのある人なら1度は経験したことがあるのではないだろうか。

このような列車ダイヤは、ダイヤグラムで見るとまるで骨折した人のレントゲン写真のようであることから、筆者は「骨折ダイヤ」と呼んでいる。今回はその骨折ダイヤが発生する駅と、その事情や背景についてご紹介したい。

なお、特記がない限り、行楽利用が多い土休日ダイヤでの紹介とさせていただく。基本的には5分差以内で乗り継げないパターンを取り上げるが、後続列車までの待ち時間や乗り継ぎ元の列車が快速の場合などでバランスを見ながら5分以上の差でも取り上げているケースがある。

3分差で接続しない新幹線岡山駅

列車同士の接続に並々ならぬこだわりを見せるJR西日本。だが、意外なことに新幹線に骨折ダイヤが存在する。山陽新幹線岡山折り返しの「ひかり」(京都―岡山間各駅停車)と、岡山―博多間の「こだま」だ。

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日中に見られるパターンだが、博多方面だとひかりが岡山に着く3分前にこだまが発車し、新大阪方面だとこだまが岡山に着く3分前にひかりが発車するダイヤだ。さらに、これらのひかりは上下ともに隣の相生駅で通過待ちのために10分も停車する。そこまでして?接続しない形になっており、例えば相生から岡山乗り継ぎで新倉敷まで行く場合、岡山で57分待ちとなる。

これは岡山駅の運用上の都合と思われるが、実際には不便をこうむる人はそれほどいないかもしれない。

新大阪から倉敷に行くなら岡山で在来線に乗り換えてわずか4駅だし、西明石から三原などへ行く場合、岡山でひかりから「のぞみ」「さくら」に乗り継いで福山に行けば、すぐに岡山始発のこだまに乗り継げる。また、姫路でひかりから広島行きのぞみに乗り継げば、岡山発のこだまに間に合う。

ただ、新幹線の近距離区間を安く利用できる「近トク1・2・3」切符の相生―新倉敷間を使う人はちょっと考えたほうがいいだろう。

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