「人気夜行列車の目的地」島根県ご当地鉄道事情  路線網は意外に充実、山陰唯一の私鉄も存在感

✎ 1〜 ✎ 81 ✎ 82 ✎ 83 ✎ 84
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
出雲大社前駅に向かって堀川を渡る一畑電車大社線。奥には出雲大社の一の鳥居(撮影:鼠入昌史)

東京から時間距離が最も遠い都道府県の1つが、島根県だという。

もちろん飛行機を使えば、出雲縁結び空港やら萩・石見空港やらがあって、羽田からも飛んでいる。それを使えばさしたることはないのだが、こと鉄道でとなると実に厄介だ。

この記事の画像を見る(9枚)

そもそも東京から行くには?

東京から鉄道を使って島根県に入るルートは、事実上1つだけといっていい。新幹線で岡山駅に向かい、そこから特急「やくも」に乗り換えて陰陽連絡、伯備線の旅。米子―安来間で「やくも」は島根県に入る。ざっと6時間弱の旅である。夜行の「サンライズ出雲」を使えば、11時間30分ほどだ。

【写真を見る】いまやかなりレアな存在になった寝台特急「サンライズ出雲」で到着したら、どこへ行く?山陰唯一の私鉄が存在感を示す一方、"ローカル線の中のローカル線”もある、島根県にはどんな鉄道路線が走っているのか?
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事