特急スペーシアが「台北駅前に出現」、東武の狙い 「黄金」に輝く先頭車、台湾の市街地を深夜に輸送
東武鉄道は、近年とくに急増した外国人観光客の間でも人気の高い、浅草と日光という2つのエリアを結ぶ特急列車を運行している。
大きな丸いボンネットの“顔”が特徴的なデザインの100系「スペーシア」は1990年のデビュー以降、日光特急の看板列車として30年以上にわたって活躍してきた。2023年7月に新型のN100系「スペーシアX」が登場して、同社のフラッグシップ特急の立場を譲った。
ゴールドの日光詣スペーシアが台湾に
だが、100系スペーシアも従来のデザインに加え、黄金に輝く「日光詣スペーシア」の塗装などで、いまなお存在感を放っている。日光・鬼怒川温泉方面を結ぶ特急「けごん」「きぬ」の運用に充てられ、休日は予約がなかなか取れないスペーシアXを補完している。
東武鉄道は2006年からJR東日本と相互直通運転を実施しており、いまでは毎日、新宿・池袋・浦和・大宮といった主要駅をはじめ、JR沿線で直通特急「スペーシア日光」を見ることができる。
その100系スペーシアが今度は海を越え、台湾の台北駅前に姿を現した。



















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