ジャカルタ「日本製電車」地元ファン熱狂の引退劇 元東急や東京メトロ車両など、今や「郷愁」の対象に
インドネシアの首都・ジャカルタの通勤輸送を支えるKRLコミューターライン。これまで日本の中古車両が大多数を占めていたジャカルタ首都圏の鉄道風景は今、過渡期にある。
2025年12月16日、待望のインドネシア国営車両製造会社(INKA)製新型車両、CLI-225型がデビューした。26年半ばまでに全16本が投入される。中国中車製の新型車両CLI-125型も25年9月までに全11本が投入された。
相次ぐ新型車両の導入を受け、コミューターラインを運行するKereta Commuter Indonesia(KCI)は、老朽化が進んだ日本の中古車両を順次退役させている。
引退イベントの目玉は「元東急8500系」
25年10月末までに元東急電鉄8500系、元東京メトロ7000系、元JR東日本203系の全車両が引退し、さらに元東京メトロ6000系と05系のうち、制御システムを更新せず従来のチョッパ制御のまま残っていた車両も引退した。その数は約150両にのぼる。
前者3形式のうち、最後まで残っていた1編成ずつがジャカルタコタ駅にて並べて展示され、11月11日に「ARIGATO KRL」と題した引退記念イベントが開かれた。会場には、至るところに日本をモチーフとした装飾が施された。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら