元「日比谷線車両」上毛電鉄でデビュー、なぜ実現? 運転台の仕様が異なり、試行運転を重ね習熟

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上毛電鉄で新たに登場した800形(左)と現在主力の700形(筆者撮影)

上毛電気鉄道は、群馬県桐生市の西桐生駅から群馬県前橋市の中央前橋駅を結ぶ全長25.4kmの地方鉄道線である。

沿線は学校が多く、朝夕の通学時間帯はたくさんの学生が利用することから、時間帯によって、サイクルトレイン(自転車を車内に持ち込める列車)も運行されており、地域密着形のサービスを提供している。

主力は井の頭線で活躍した700形

鉄道施設には、登録有形文化財として歴史的にも貴重なものが多い。中でも西桐生駅は、1928年の開業に伴い建てられた駅舎で、昭和初期のモダンな洋風建築は深い歴史を感じる造りが印象的な建物である。

車両の主力は700形で、元京王電鉄・井の頭線で活躍していた3000系がワンマン化改造され、先頭車のみの2両編成として運行されている。そのほか、イベントや貸し切り運行が主ではあるが、1928年製の半鋼製車体の電車デハ100形が1両在籍している。

主力である700形も老朽化してきたことから、このほど東京メトロ日比谷線で運行されていた03系車両を改造したのち、2月29日より上毛電鉄で800形として運行を始めた。それに先立つ2月14日に行われた報道向け試乗会・撮影会に参加した。

【写真12枚】元東京メトロ日比谷線の「03系」あらため上毛電鉄「800形」の現在の姿など
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