京王新宿、管区長が語る「底知れない駅」の日常風景 日本を代表するマンモスターミナルの一角を担う
知らない人からすれば、新宿駅はまるで伏魔殿のように映っているかもしれない。
JR東日本・京王電鉄・小田急電鉄・東京メトロ・都営地下鉄の5社局が乗り入れ、少し離れて西武新宿駅がある。
まるでモグラの巣の如く地下通路が張り巡らされ、東は新宿三丁目、西は東京都庁まで通じている。
巨大なターミナルの一角を担う
そんな中を、1日に300万人以上の利用者が行き交う。朝のラッシュアワー、誰も彼もが急ぎ足。複雑な通路も迷うことなく歩いてゆく。
行く人も来る人もいるけれど、ぶつかってトラブルになるようなことは、なぜか見かけない。ラッシュアワーを終えても買い物客や観光客が駅をにぎわし、夜には酔客の姿も。
東京を離れて数年という知人が、「当たり前に使っていたけれど、よく考えたら空恐ろしい」と新宿駅の光景を振り返って話していた。それほどに、新宿駅は底の知れないマンモスターミナルなのである。
そんな新宿駅の中で、1日平均の乗降人員で約67万人(2024年度)を抱えているのが京王電鉄だ。



















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