京王新宿、管区長が語る「底知れない駅」の日常風景 日本を代表するマンモスターミナルの一角を担う

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

京王百貨店の地下に3面3線の櫛形ホームを持ち、そこからはほぼ1日を通じて10分おきに京王八王子・高尾山口行きの特急が発着、20分おきに橋本行きの特急が走る。その合間に各駅停車、ラッシュ時には座席指定の「京王ライナー」……。

それだけではない。さらに深く地下5階の新線新宿駅。都営新宿線との直通運転のハブになっているこの駅も管轄する。もちろんこちらにも、ひっきりなしに京王新線と都営新宿線の直通列車が走っている。

京王電鉄 新宿駅
百貨店口は地下1階。その名の通り京王百貨店に直結している改札だ(撮影:鼠入昌史)

京王一のターミナルを預かる管区長

この駅を預かっているのが、京王電鉄新宿管区の竹島亮二管区長だ。京王電鉄では、全路線の駅を7管区に分けて管理している。それぞれが複数の駅を管理下に置く中で、新宿管区だけは新宿駅ただ1駅。それだけでも、この駅の大きさが感じられる。

「正社員とアルバイトのスタッフを合わせると120~130人になります。1つの駅でこれだけの規模は、もちろんほかにありません」(竹島管区長)

この記事の画像を見る(33枚)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事