「東武で乗降3位」東上線和光市駅長が語る日常風景 東京メトロ有楽町線・副都心線との接続駅は超多忙

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東武川越駅管区副管区長の中野目浩伸和光市駅長。「いつか駅長になってみたい」と思っていたという(撮影:鼠入昌史)

東武鉄道のターミナルといえば、スカイツリーラインの北千住駅や伝統の浅草駅、はたまた東上線の池袋駅……といったところがすぐに思い浮かぶ。

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東武で乗降3位のターミナル

もちろんこれも間違いではない、というかその通り。地下鉄直通から外れた浅草駅はともかく、東武鉄道全駅の乗降人員でも池袋駅と北千住駅が圧倒的なワンツーだ。

ならば、お客の数から見た第3のターミナルはというと……答えは東上線の和光市駅である。ちょっと、意外な気がするだろうか。

和光市駅の1日平均の乗降人員は約16万7000人(2024年度)だ。この数字には、和光市駅を介して直通する東京メトロ有楽町線・副都心線のお客も含まれる。東上線から地下鉄までそのまま乗り通し、つまり和光市駅ではホームにすら降りないお客も入っている、というわけだ。

【写真はこちらから】かつて大和町(やまとまち)という駅名だった頃は駅前に大きな建物がなかったが……今や東武鉄道で205駅ある旅客駅の中で3番目の乗降人員数を誇るターミナルに成長。東武東上線の和光市駅とはいったいどんな駅なのか?
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