「させていただく」連呼する人が知らない便利表現 すぐに使える!相手への配慮を示す言い回し
とっさのときに出る言葉を、配慮のある印象にするには、ボキャブラリーを蓄えて敬語力を磨いていくのもおすすめです。
たとえば、本題に入る前にひとこと添えると、相手への配慮を示すことができます。クッション言葉、あるいは、添え言葉と言う人もいます。こうした表現をたくさん身につけると、印象のよい話し方になります。
周囲から「敬語力がある」と言われるのは、こういう言葉を数多くもち、適切な場面で使える人です。ここでは、相手への配慮を示す言い回しをまとめます。
「おそれいりますが」「恐縮ですが」で申し訳ない気持ちを表す
ビジネスの場で「すみ(い)ませんが」の代わりに使えるのが、「おそれいりますが」「恐縮ですが」です。
「おそれいりますが(恐縮ですが)、少々お待ちいただけますか」
このように、お願いをする時には、相手に申し訳ない気持ちを表します。軽いお願いの時には、次のような表現を使います。
「おそれいりますが、賛成の方は挙手をお願いします」
「失礼ですが」も、いろいろな場面で使えます。何かを尋ねる時に、何も言わないと唐突なので使う、といった言い回しです。
「失礼ですが、こちらの会社の方ですか」「失礼ですが、傘をお忘れでないですか」
もし、違っていたら申し訳ないという気持ちで使う時に多く使います。また、「失礼ですが、お名前をうかがえますか?」このように、「おそれいりますが」の代わりにも使えます。
さまざまな場面で便利に使える言い回しなので、適切な言い回しがさっと思い浮かばない時には便利です。それだけ汎用性の高い言葉ということです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら