「激務でも合コン」ギャル男上司の目から鱗な教え サステナブルな働き方をするには「休む勇気」を
働き方改革により業界全体として有休取得率は増加傾向にあるが、それであっても管理職のマネージャーたちがチームメンバーの有休消化率まで日々モニタリングできているわけではない。
有給休暇は働く人間の権利と自覚し、時期を上司と相談して100%取得を目指そう。閑散期のタイミングでの有休は人件費を抑制することにもなり、プロジェクトファイナンスへ貢献するのだ。
チームを監督する側にとって、投げれば絶対に勝てるがシーズンを通して故障が多い選手よりも、安定的に6割程度勝てる選手のほうが長期的な勝算を立てやすくありがたいものだ。仕事も同様で、働く社会人は体だけでなく精神の健康もしっかりとメンテナンスしておく必要がある。
無論、仕事の悩みはなかなか職場以外の人間と共有しづらいものだ。そもそも多くの守秘義務を抱えており、身内に対してもクライアントの名前すら口にすることができない。
言えることが極端に少ない上、日々多忙すぎて、恋人や配偶者から「私(家)と仕事、どちらが大切なの?」という、どちらを答えたとしても詰みの質問を投げかけられることもあるだろう。日々強いプレッシャーを受けながら、その内容を人に話せない状況が続けば精神は容易に摩耗してしまう。
同僚たちと話し込んだ時間は、大切な思い出になる
そんな時、同じ会社の同期は悩みを共有できる頼もしい相手になってくれるだろう。コンサルティング会社の特徴であるプロジェクト単位の仕事の仕方は、プロジェクトの長やクライアントによって、独自の文化や慣習が色濃く形作られる。
プロジェクトにおいて苦境に立たされていたとしても、それは自分とプロジェクトの文化・慣習とのミスマッチが原因であることも多くある。だから、同期とは定期的に情報交換をしつつ、自分が所属しているプロジェクトの環境が、平均的なものなのかどうか判断するのが良い。
同僚たちと夜な夜な話し込んだ時間は、大切な思い出になり、当時よく訪れたお店は自分の人生にとって大切な場所になる。忙しい毎日だからこそ、ふとした余暇にしっかりと安らげるような同僚とお店を見つけ、精神の安定を確保しよう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら